譲歩しているように見せかけて

Posted By on 2014年1月19日

譲歩しているように見せかけて自分の主張を通したり、相手を立てながら上手にやりすごすそんな高等コミュ二一ケーションテクニックを、ビジネスだけでなく、母親に対しても発揮することは大切です。子どものころ、最も濃密な人間関係は「親と子」でした。しかし、親からの独立を果たせば当然、その関係にも変化が生じます。それは、親の側としても受け入れなければならないこと。娘も結婚すれば、育った家庭より、自分たちが築いていく家庭のほうを大切にするのは当たり前です。いつまでも実家にべったりではいられません。そもそも、いつまでも親と親密にしていると、新しい家族を作るために外に出て出会いを探そうなどと思えなくなってしまいます。親が発する「育ててあげたのに恩知らず」という叫びは、娘の「なんでわかってくれないの」と、対になっていますから。生まれてから長い時間が経ち、環境や状況がとっくに変化しているのに、いつまでもお互いが「言うことをきいて」「そっちこそ聞いて」と主張し合うのは不毛ですよね。そのような関係性を脱する術を身につけないと、恋人との素敵な出会い、素敵な関係を築いていくというのも難しくなるように思えます。
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出会いの強烈な威力

Posted By on 2013年11月11日

「まるで物語のような出来事ですね。つまり、彼はあなたを蛙から王妃に変えた。そして、今あなたは、自分が再び蛙に戻らなければならないと考えている」「おっしゃるとおりですわ。私は蛙になるのは嫌です。あまりにも長い間、私は蛙でした。自分が王妃になれるなんて考えてもみませんでした。彼は、水を飲みに入ってきて、私に話しかけてくれました。そのとき、突然、私は王妃になったのです。私たちの家では、大して話もしないのです。私たちは蛙なのです。みんなケロケロ鳴いています。ケロケロ農場、ケロケロ子供、ケロケ口組、青いリボン、高校、コーンの値段、使い古したトラクター。一日中、ケロケ口、一人で楽しむように創造されたのではありませんよ。彼は、私に興味を示してくれました。何度も何度も愛してくれました。今まであんな種類の愛を感じたことがありませんでした。存在することさえ知りませんでした。彼は生き生きしていたのです。彼はカメラをかかえて旅をしていました。私は彼と一緒に橋まで行きました。写真を撮るときに、私の意見を聞いてくれました。」
さてこれからこの女性の人生はどうなって行くのか。ひとつの出会いが人生を劇的に、根本からすべてを変えてしまうという象徴的なケースですよね。見える景色までもがすべて変わってしまう。そのような出会いの強烈な威力と副作用というようなものをうまくコントロールする術を身につけることというのは果たして可能なのでしょうか。

安全で裁かれることはない

Posted By on 2013年11月10日

「もし彼のことを考えなければ、木当に私は死んでしまうと思います。いつでも彼のことを考えています。彼を見続け、彼を感じ続けています。苦しいのです。彼のことを話すと、苦しいのです。だから、ここに来るのが心配だったのです。彼のことを話さなければならないことが分かっていましたから。しかし、彼のことを話したがっている気判ちがあるのも分かっています」さてここで、落ち込みという全行動の構成要素をはっきり見ることができる。彼女のように考え、感じながら、どのようにして正常な脳内化学物質を持つことができるだろう。「彼のことを話せば、楽になりますよ」こう言ったら、彼女は一層落ち着いてきたように見えた。 (さらに…)

気分がどれほど悪いものであっても

Posted By on 2013年11月5日

彼女の気分がどれほど悪いものであっても、起こったことの中に何か良いものがあったことを、確認しなければならない。もし彼女が「死んでいる」のなら、少なくとも彼女は無駄な死に方はしない。仮に彼女が後悔していないと言っても、彼女を軽蔑したり、彼女の行為を批判したりしなければ、彼女はこちらが自分の味方であることが分かるであろう。早く過去になってほしいと望んでいるものの中に唯一使えるものがあるとすれば、その中に何か良いものがある場合である。「とんでもありません。あの日々をなかったことになとしてほしくありません。私の人生で最高の四日間でした。お願いですから、それを捨てなさいなんて言わないでください」「その四日間は良かったと言うのを期待していました。こうしたことが起こったその中に良いものが何かあるものです。もしなかったら、あなたはこんなに気分を悪くしなかったでしょう。 (さらに…)

起こったことを全部消してほしいですか

Posted By on 2013年11月4日

「あなたがここに来ることになった問題にどう対処するか、その手助けをしようとしています。これまでたくさんの不幸な人のお手伝いをしてきました。あなたの力になれると思います。あなたがしなければならないことは、話し合って考えてもらうことです。そして正直であることです。あなたにとってむずかしいことかもしれません。もし見当違いのことを言っていたら、そうおっしゃってください。次のことまでは分かっています。彼がいなくなってから六週間続っている。何が起こったか、あなたは誰にも話せずにいた。あなたは苦しんでいる。話をする必要がある。あなたが話し、耳を傾け、考え続けるかぎり、あなたの力になることができます」それは真実であった。彼は過去の人物ではない。彼は現在の人物である。彼女が話し、耳を傾け、考えるなら、彼女の力になれる。できるだけ長めにこのことをクライエン卜に話すことは重要だと思う。 (さらに…)

何ができるというのですか

Posted By on 2013年11月2日

ここに来るというむずかしい選択を彼女がしたことを認めることは、彼女は自分の問題は自分で解決し援助を人には求めない自主独立の人であるが、今回はここに来るという選択をしたという事実を、それは良い選択であったと、高く評価していることになるのだ。「そのとおりです。電話を、何度も途中でやめました。一年前、教会である女性が先生のことを話していました。どういうわけか分かりませんが、先生の名前が頭に残っていました。しかし、ここに来てからも、何のために来たのか考えているのです。何ができるというのですか。もう一度はじめから話すことにどんな意味があるのでしょう。一事は起こって、終わったのです。私はどうしたら彼を取り戻せるかを知るためにここにいるのではありません」 (さらに…)

忠誠と愛の間にある葛藤

Posted By on 2013年11月1日

「話は短いのです。彼が好きになったのです。私たちは一晩をともに過ごし、それから彼は行ってしまいました。そして今、私は死んでいるのです」「あなたが追い返したのですか」「一緒に行けなかったのです。考えました。行きたかったのです。でも、そのまま、主人を捨てて行けなかったのです。子供もいますし。できるはずないですよね。そんなことができる人がいるなんて考えられないわ」さて、ここに私たちは世界で最古の葛藤を前にしている。忠誠と愛の間にある葛藤である。それによって彼女は二つに引き裂かれたのだ。彼女の問題解決のためにすぐにできることは何もない。時間だけが解決してくれる。しかし、彼女がその葛藤にしっかり目を向ける助けをすることはできる。 (さらに…)

涙が時間をたくさん奪ってしまう

Posted By on 2013年10月31日

「彼にとっても、あなたは魅力的だったのですね」彼女はわっと泣きだし、抑えきれずに泣きじゃくった。もちろん、彼女は彼にとっても魅力的だった。彼女は、きれいな女性だった。着飾っていなくても、写真家なら一口でそれが分かるであろう。自分をよく見せようとしていることが分かった。人生をとのようにしたいのかは分からないが、彼女の容貌はプラスになるだろう。彼女が泣いている間しばらく待ってさえぎった。彼女は苦しんでいる。しかし、あまりにも長く泣き続けることは、ためにならない。涙が彼女の時間をたくさん奪ってしまう。もし泣くことが役に立っているなら、彼女はここには来なかったであろう。彼女に対してすることは、通常やっていることであるが、泣きながらでもカウンセリングを続けることだ。 (さらに…)

人生の劇的な変化

Posted By on 2013年10月30日

「私たちは農場に住んでいます。六週間前までは私には問題はありませんでした。幸せとは言えなくても、人並みでした。私はイタリア国籍です。アクセントでお分かりになると思います。第二次大戦直後に、市関係でイタリアに来ていた主人と結婚しました。主人の準備が終ってすぐにここに移住してきました。主人はいい人で、とてもいい父親です。結婚してからずっとこの農場に住んでいます。農場にも問題はありません。私たち夫婦は、それほど親密ではありませんが、ケンカをするわけではありません。しかし、それから、陳腐な印象を与えるかもしれませんが、六週間前にある男性に出会ったのです。彼は近くまで来ていて、たまたま道を聞くために家に立ち寄ったのです。彼は橋を探していました。彼は自分が写真家で、古い屋根付きの橋を写真に撮ると言いました。私たちの住んでいる近くにある橋です。 (さらに…)

みじめな思いを処理する

Posted By on 2013年10月29日

前回から続きます。これは新しい切り口だった。この女性は、ひどく落ち込んでおり、自分がどれほど落ち込んでいるかを印象づけようとしている。彼女は成功した。強く印象づけられた。普通少し冗談を交えてカウンセリングを始めるが、今回はそれをしないほうがいいと思った。彼女は冗談を悪くとってしまうかもしれない。しかし、落ち込む選択を彼女がしている部分は、一つのテストである。彼女は、私がどのように対応するかを見ようとしている。カウンセラーは落ち着きを失い気分を損ねるか、自分のみじめな思いを処理する十分な強さを持っているか。最初から彼女が苦しんでいるのが分かるということ、同時に彼女の苦痛を処理する能力を持っているということも伝達しなければならない。 (さらに…)

そんなことをする必要もない

Posted By on 2013年10月28日

ある精神科医が郊外で開業している。そしてある女性がカウンセリングにやってきた。彼女を落ち着かせるために少し話を始めた。彼女が神経質になっているのが分かった。「名前と住所は分かっています。それで十分です。電話で、はじめてなので少し神経質になっていると一言われましたね。いちばん良い方法は、まずどこからでも話をしていただくことだと思います。裁かれるのじゃないかと心配しなくていいですよ。そんなことはしません。ここにおいでになる方は、皆さん、話すことがあるのです。どうぞお話し下さい」よくあることであるが、カウンセラーの所に来ることを恥ずかしいことだと思っている人がいる。問題は他人の援助なしに解決すべきだと考えているようだ。駄目人間と思われることを恐れている。 (さらに…)